2012年8月11日土曜日

タスクの定義に必要なこと

つぐみ 「宣言文をいつまでに作るか聞くのと、宣言文を作ることをやらないといけないのかぁ。めんどくさい~。でもやるか!えっと、何に書こうかな。紙に書くか...。
(コツコツ)
つぐみ 「出来たぁ~!こんな感じでどうかな。なかなかな出来栄えだーっと。
つぐみ 「あれ、これいつまでに作ればよかったのか、聞いてくるんだった。明日、三ティに聞いてこよう。」

つぐみ 「ママ、おはよ。」
ママ  「おはよう。今日は朝練あるの?」
つぐみ 「あるよ。だから早起きさんなのだ。」
ママ  「いつもがんばるわね。今朝なに食べる?パン?ごはん?」
つぐみ 「そうだなぁ、なに食べようかなぁ。そうだ、唐子高菜をのりで巻いて食べよう。あと、お茶と。」
つぐみ 「モグモグ。あとは、ヨーグルトっと。」
つぐみ 「今日もがんばるゾ。」


つぐみ 「ねぇ、先生。」
三ティ 「どうかした?つぐみさん。」
つぐみ 「体育祭の開会式の宣言文なんだけれど、いつまでに作ればいいですか。」
三ティ 「当日の前の日までに、一度チェックしておきたいから、そうだなぁ、2日前に見せて欲しいな。」
つぐみ 「おっ。そんなに直ぐなんですね。っていか、ホント直ぐじゃないですか、先生!」
三ティ 「あはは、ちょっとのんびりしていたわね。じゃあ、直ぐにでも作ってもらえるかな、つぐみさん!」
つぐみ 「エッヘン!実は昨日の夜、書いてきたんですよ~。」
三ティ 「おー、それはすごい!見せてもらっていいかな。ところで、これは何か見て書いた?」
つぐみ 「生徒会室にあった去年の資料をみて。」
三ティ 「そうなんだ、なら、大体大丈夫だね。それ、預かっていいかな。」
つぐみ 「はい、どうぞ。」
三ティ 「じゃあ、チェックしたら返すから、帰りにでも職員室によってね。」
つぐみ 「は~い。」

つぐみ 「先生、取りに来ました。」
三ティ 「あー、つぐみさん。見本を見た割には良くかけていたよ。ちょっとだけ、直して欲しいな。赤入れしておいたから、どうして赤入れされたのか考えてね。」
つぐみ 「ありがとうございます。」
(褒めてもらえたのかな)
つぐみ 「あと、何かすることありますか。
三ティ 「そうだねぇ。声を出して読む練習をしておいてくれるかな。1枚くらいなら暗記するつもりで。」
つぐみ 「暗記しないとだめなんですか。」
三ティ 「だって、紙を見ながらって格好悪いでしょ、セイトカイチョウさん。」
つぐみ 「それは格好悪いかなぁ~。」
三ティ 「そうだよ、つぐみさん。だからこの際だから覚えちゃおうよ。つぐみさんならできるよ。」
(そうかなー、やってみようかなー、じゃあやってみようかなー。)
つぐみ 「・・・。じゃあやってみます、先生。」
三ティ 「そう、じゃあがんばってね。」


つぐみ 「コツコツ...。できたー。これであとは覚えるだけ。ちょっと練習してみよう。」
つぐみ 「...」
つぐみ 「中々上手に話せないものなんだなー。つっかえちゃう。自分で書いたのに。不思議だなー。」
つぐみ 「よし、もう一回やろう。...。」
つぐみ 「結構難しいなぁ。でも、ほとんどつっかえなくなったからオーケーだ。」


パパ  「ただいま。何か変わったことあった?」
ママ  「なんかね、つぐみがリビングでやっているわよ。」
パパ  「ふーん。、そうか。ちょっと覗いてみよう。」
パパ  「だいいま、つぐみ。」
つぐみ 「お帰りなさい。」
パパ  「なにやっているんだい?」
つぐみ 「体育祭のね、宣言文を読む練習ぅ。」
パパ  「そうなんだ。上手く読めるようになった?」
つぐみ 「つっかえなくなったよ。あとは覚えるだけ~。」
パパ  「ん?暗記するの?」
つぐみ 「そうだよ。偉い?偉いでしょ。褒めて!」
パパ  「それはすごい。がんばれ。これでいいかい?」
つぐみ 「なにそれー。でもがんばるよ。」
パパ  「ところで、なんで暗記するの?」
つぐみ 「先生がね、暗記して話したほうが格好がいいから、だって。」
パパ  「それはそうだね。その方が格好良いよね。」
つぐみ 「そうでしょうー。」
パパ  「でも、自分で作った文章なんだろう?じゃあ、がんばれ。」
つぐみ 「がんばるよ、生徒会長だしね。」
(そうか、このスプリントバックログのDoneの定義は、宣言文の作成、暗記、当日の宣言、だったんだな。)
パパ  「で、いつだっけ?体育祭は。」
つぐみ 「今度の土曜日だよ。」
(エッ?それはまた直ぐだな。予定空いてたかな。そうか、土曜日か、リリース日が土曜だったわけだ。)
つぐみ 「パパ来るの?」
パパ  「行くけど?」
つぐみ 「来るのか~。」
パパ  「行くけど~。」

つぐみ 「来るのか~。」
パパ  「行くよ~。もう、絶対行く。行くことに決めた。」

つぐみ 「別にいいけど。っていうか、ワタシの勇姿をみるのだー。」
パパ  「はいはい、がんばって。」

パパ  「ところで、スケジュール作ったの?」
つぐみ 「え?作ってないけど。」
パパ  「作ってみたら、って言っただろう?」
つぐみ 「にげろー」


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