2012年7月8日日曜日

生徒会長になったよ、パパ!

娘   「パパ、お帰り、ちょっと聞いてくれる?」
(珍しいじゃん。帰ってすぐに話聞いてなんてな)

パパ  「で、どうしたんだい、つぐみ」
つぐみ 「中学校の生徒会の選挙があって、立候補したんだよ。そしたらね、当選したんだよ。やったね!超ウレシイ!」
パパ  「おぉ!それはすごいね。おめでとう。これからいろいろ大変なんだろう?部活もやっているんだし、塾も行っているのに。」
(でもいつの間にそんなことになっていたんだ?)

パパ  「ところで、何に当選したんだい?」
つぐみ 「生徒会長!」
パパ  「え?」
パパ  「また、一番大変な役を...。大丈夫なのか?」
つぐみ 「いいの、勉強は好きだから。部活もね、友達と一緒にやれるのが楽しい。三(み)ティーは負けると不機嫌になるけれど。」
(三ティーは、部活の顧問の三原先生)
つぐみ 「だから、大丈夫。」


つぐみ 「パパって、会社で偉いんだよね?」
パパ  「なんで?偉くはないよ。」
つぐみ 「ドラマとかでチームのリーダの人が出てくるでしょ?チームに何人もメンバがいて。ほら、映画の『踊る大捜査線』で青島もカカリチョーになってメンバが一人いたでしょ。同じなの?」
パパ  「そう言ったら、そうだけど。でも偉いんじゃなくて単なる役割だからな。」
天井を見上げてしまう。

パパ  「さすがにメンバが一人じゃないけどな。」
つぐみ 「一人じゃないんだ、何人なの?」
パパ  「そうだな、16人だったかな。」
つぐみ 「へーすごいね。16人もいるんだ、チームに。そのチームのリーダなの?」
パパ  「まぁ、そうだよ。」
いやー照れるね、改めて言われると。会社じゃフツーだもんな。他よりチームの人数が多いけれど。

つぐみ 「生徒会で何か困ったら相談に乗ってもらっていい?」
パパ  「あぁ、良いけれど。」
つぐみ 「ねぇ、そう言えばパパは生徒会の役員やったことあるの?」
パパ  「あるよ、中学の2年と3年のとき。会計だったけどな。」
つぐみ 「勝ったぁ~!!!」
(誰と何勝負していたんだい?)





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